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2016年08月09日

家族の話です




今更ですが、新しい家族を紹介させて下さい。
今年の二月末、まだ寒い頃に少し身体を動かそうと近くに走りに行きました。
すると、遠くに動くものが見えてたぶん猫だろうなと思って近づいてきました。
ある程度近くになって、止まって見ているとその猫は近寄って来て足に擦り寄りました。
慣れてるなぁと思いながら見ていると、寒いからかプルプル震えていたので、少し持ち上げてみました。
すると予想以上に軽く、まだ子猫ではあったんですけど、痩せてました。
そして猫風邪、らしい目ヤニも出ていて、ほっとくと危ないと思いました。
でもウチにはとばりとわたつみがいて、半分外のまだらと言う子もいます。
それなのに連れて帰ったらまた機嫌悪くなるんじゃないか…
そう思ったんですけど、とばりとわたの事を信じました。
そのままほっとく方が怒られる気がして。
そして連れ帰り、ちゃんと見て分かったのですが右目はすでに無くなってました。
そして身体を触ると背骨のゴツゴツが異常に手に伝わるくらい、骨と皮だけに瘦せ細っていました。
そして動物病院に連れて行き診てもらい、少しばかりの薬などももらいましたが、自分の考えが甘く体温を下げすぎたのか二日目にほとんど動かなくなってしまいました。
急いで病院に行き診てもらい、その時は院長先生だったのですが、すぐに入院になりました。
それから毎日、昼と夜に会いに行き、でも数日間は本当に危険な状態が続き、最悪も覚悟はしていたのですが、この子は持ち直して帰ってきてくれました。
それからも入院は続いたのですが、もう大丈夫と言われるほどに回復し、ウチに帰って来ました。
帰って来たと言うより、そこからがスタートでした。
それから、とばりとわたとの生活が始まり、わたはそれまで末っ子だったのが弟が出来て、焼きもちを焼きだしました。
とばりが遊んでくれない分遊び相手ぎ出来て良かったところもあるようですけど、戸惑っている面は多かったです。
名前は、『ほむら』と名付けました。
約半年も、たぶん一人で生きてきて、もうダメかもというところで自分を捕まえて、そして動物病院に連れて行かせて、生死の境目から戻って来た。
そんな命の力強さ、温かな光の様な、炎の様な…
そんな『生命の焔』から、名前を付けました。
そして5ヶ月が経ち、毎日わたとケンカして追いかけっこをして、とばり姉ちゃんはやっぱりおっかないみたいで引いてますけど(笑)、先日の体重測定でとうとうとばりを抜きました。
そして、去勢手術と、右目の摘出手術、万に一つの希望を持ってそのままにしていたんですけど、現実は炎症が奥まで進み危なくなるところだったらしいです。それをきれいにして貰いました。
そんなところも、やっぱり強いなと思います。
今で10ヶ月少し、まだまだ子どもで甘えたですが、賢い子です。
これから、みんなとどう育っていくのか、楽しみでもあり不安でもあります。
来年の今頃はもうお父さんに寄ってこないのかなあとか思ったり。
こんな子達との生活ですが、やはり楽しいです。
そして、幸せです。
どうか、これからも宜しくお願い致します。



Posted by やど有 at 17:10│Comments(0)
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